エクステリア&ガーデン 技匠の会
コンテンツ初めてのエクステリア匠の作品集技匠の会 会員一覧イチ押し商品エクステリアアイデアプラン集Q&A業者様向け「技匠の会」ご案内サイトマップお問い合わせこのサイトについてプライバシーポリシー
トップ > 第3回 エクステリアプランニングコンテスト審査発表

第3回 エクステリアプランニングコンテスト 審査発表!

講評:古橋宜昌 氏 
(有)エクスプランニング 代表取締役
E&Gアカデミー学長

大手ハウスメーカーのエクステリア部門を経て、1997年、日本では珍しいエクステリアとガーデンの設計業務を請け負う会社「(有)エクスプランニング」を設立。個人住宅のエクステリア&ガーデン設計は年間500棟を越え、その設計事例は多くのガーデニング専門誌等で紹介されている。

審査会場:マチダマーケティング鞄結椁{部

(株)エクステリアウィンド作品画像1このプランの一番いいところは建物との調和です。建物が白と黒のツートンで、すっきりとしていますので、エクステリアであまりごちゃごちゃしたデザインにしてしまうと建物に対しても失礼です。その辺りをしっかり考慮したプランだと思います。塗り壁をベースとし、右側の袖壁にガラスブロックのポイントが入れてあるところも良いと思います。これは提案ですが、左側に建物で使われている黒のINAXのタイルを一部にアクセントとして使ってあげるとさらに格好よくなるかもしれません。また壁をセットバックさせて道路際に低木を入れて、足元をグリーンで抑えている。この辺もすっきりとさせる良いアイデアです。床材に使われている300角のラスタフラッグも嫌味なくマッチしています。アプローチは長いのですが、いくつかに分けて少しずつずらしながら玄関に持っていく、この辺も非常に巧みな感じに思えます。後はお庭の方に芝生が入って完成させれば、素晴らしい作品になると思います。

(株)エクステリアウィンド作品画像2
(株)エクステリアウィンド作品画像3 (株)エクステリアウィンド作品画像4

 

優秀賞 兼 マチダコーポレーション賞 株式会社 トップテクノ

(株)トップテクノ作品画像1こちらはオープンスタイルですが、なんといっても駐車場の舗装。通常はコンクリートでただ仕上げるだけの現場が多い中、グリーンペーバーを採用し緑を取り入れて、雨水を浸透させるというのは、昨今の環境問題に配慮された設計です。それから正面にシンボルツリーを入れることによって、アプローチ回りがやわらかい雰囲気に仕上がっていると思います。隣のマンションの壁が目立ちますが、シンボルツリーの下に照明を入れたり、アプローチにインライトを埋め込んでいるので、夜になると周りの景色が目立たなくなって、アプローチから玄関まわりの雰囲気がとてもよくなると思います。夜のシーンも是非見てみたいと思います。植栽をうまく取り入れたエクステリアの事例です。

(株)トップテクノ作品画像2
(株)トップテクノ作品画像3 (株)トップテクノ作品画像4

 

トラディショナルなレンガと建物が非常にマッチしている作品です。レンガという素材を知り尽くしたデザインと言えるのではないでしょうか。門扉の位置を道路から少し後退させて、両サイドに植栽を入れている、さらに照明もしっかり入れているところは評価できると思います。ステップも2段ありますが、蹴上げのところに違う色を使うことによって、歩行性・安全性が確保できています。同じ色で階段の段鼻まで仕上げてしまうと、お年寄りは降りる時、段に気づかなかったりして非常に危険ですので高低差があるところには、レンガを使って色をつけているという点はユニバーサル的にも非常に優れているのではないかと思います。

(株)大興作品画像

 

 技能賞 ガーデンエクステリア宮田

この作品は特に自然石の加工。トトロのイメージをシンプルな形でよく作られています。職人さんの腕もいいと思いますし、アイデアもとてもいいと思います。樹脂舗装ファンシアの中に埋め込んだポイントも非常に面白いアイデアで、それ自体がキャラクターのシルエットになっていたり、色々なアイデアが盛り込まれた作品になっていると思います。

ガーデンエクステリア宮田作品画像1 ガーデンエクステリア宮田作品画像2


応募総数125作品。お忙しい中、ご応募戴きまして誠にありがとうございました。昨年度より今年度、着実に良い作品が増えてまいりました。皆様が創られる素敵な空間が数多く創られることを嬉しく思い、今年度より来年度と意義あるコンテストとなるようこれからも頑張ります。

技匠の会事務局一同

                          

第1回プランニングコンテスト結果
                          第2回プランニングコンテスト結果
                          

ページのトップへ